リースバックの仕組みと利用の流れ

自宅を売却したのち、新しい所有者となった不動産会社と契約を結び、月々の家賃を支払いながら住み続けるのが基本的なリースバックの仕組みです。リースバックの仕組み自体はシンプルですが、契約の際にはサービスを提供している企業探しや周辺の家賃相場などを確認する必要があるでしょう。売却と同時に住まい探しをしなくても良いため、引っ越しが難しい場合にもリースバックの仕組みは利用されています。リースバックの仕組みを採用しているサービスを利用する場合には、まず不動産会社探しを行なって連絡を取ることから始まります。

サービスの提供は不動産会社やファイナンス会社などの企業が中心となって行なっており、地域によっても利用の可否は変化します。経営状態や評判などを調べ、できるだけ信頼できる企業を選ぶことが成功への近道になるでしょう。企業に依頼をしたのち、不動産の査定を行うために自宅にスタッフや鑑定士などが訪れます。自宅の現在の市場価値を査定することになりますが、この査定金額は売却価格や家賃の基準となります。

査定金額に納得できれば契約の締結が可能です。この契約ではリース料金やリース期間、契約条件に加えて買い手の権利と責任などが明示されます。契約の締結後は住居の持ち主は不動産会社となり、売主は賃貸物件として住み続けることができるようになっています。不動産の所有権は買い手に移るため、契約期間が終了したら随時更新などを行うことになるでしょう。

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